Episode 0では、なぜ競馬予想を
システム化しようと思ったのかを書きました。
きっかけは単純で、
「競馬で勝ちたい。」
でも、競馬予想には考えることが多い。
能力を見る。
コース適性を見る。
距離適性を見る。
展開を考える。
状態を見る。
騎手を見る。
予想するたびに、
「あれも見ればよかった」
「今回はこっちを重視しすぎた」
そんなことが起きていました。
だったら、毎回見るものを最初から
決めてしまえばいい。
そして、それぞれを数字として評価して、
毎回同じ基準で予想する。
そのために作っているのが、
現在の競馬予想システムです。
Numbersで「予想のブレ」を減らす
このシステムで一番やりたかったのは、
「今回だけなんとなくこの馬が良さそう」
という予想をできるだけ減らすことでした。
もちろん競馬なので、人間が考える部分を
完全になくすつもりはありません。
でも、レースによって見る項目が変わったり、
その日の気分で評価が変わったりするのは避けたい。
そこでNumbersに必要なデータを入れて、
決められた基準で各馬を評価する仕組みにしています。
同じ条件なら、同じ方法で評価する。
自分がどの馬を好きか、人気しているかに関係なく、
まずはシステムに判断させる。
これが、この予想システムの基本的な考え方です。
すべてのレースを予想するわけではない
現在、このシステムですべてのレースを
予想しているわけではありません。
現時点で対象としているのは、
「中央競馬」
「芝レース」
「初出走馬がいないレース」
この3つの条件を満たしたレースです。
特に初出走馬については、過去のレースデータが
ありません。
現在のシステムは過去のレースデータを使って
各馬を評価しているため、他の馬と同じ基準で
評価することが難しく、初出走馬がいるレースは
対象から外しています。
また、現在は芝レースに絞って検証しています。
最初からすべての条件に対応させるのではなく、
まずは対象を絞ってデータを積み上げる。
その中でシステムが本当に機能するのかを
確かめてから、必要に応じて
対象を広げていきたいと考えています。
つまり、
「どの馬を買うか」
を決める前に、
「どのレースを予想するか」
というところから、このシステムの選別は
始まっています。
馬を5つの方向から評価する
現在のシステムでは、馬を大きく5つの方向から
評価しています。
「能力」
「適正」
「展開」
「状態」
「騎手」
です。
【能力】
まず見るのは、その馬自身の走る能力。
過去のレース内容から、その馬がどのくらいの
パフォーマンスを出せるのかを評価します。
単純な着順だけではなく、
「どれくらい走れる馬なのか」を
数字にするための項目です。
【適正】
強い馬が、どんな条件でも同じように走るとは
限りません。
競馬場が変わる。
距離が変わる。
コースの特徴が変わる。
そういった条件との相性を見るのが適正です。
「この馬は強いか?」だけではなく、
「今回の条件で、その力を出せそうか?」
を見るための項目です。
【展開】
同じ馬でも、レースの流れによって
走りやすさは変わります。
逃げたい馬が多いのか。
前に行く馬が少ないのか。
先行馬に向きそうなのか。
差し馬まで届きそうなのか。
今回のメンバーから想定される流れと、
馬の脚質などを組み合わせて評価します。
個人的にも、まだまだ研究していきたい部分です。
【状態】
能力や適性が高くても、毎回まったく同じ条件で
レースに出てくるわけではありません。
現在のシステムでは、ローテーションなどの条件も
使いながら、その馬の今回の状態を評価しています。
ここも今後データが増えれば、
さらに研究していきたい項目です。
【騎手】
最後が騎手。
競走馬だけではなく、
その馬に騎乗する騎手についても
成績をもとに評価しています。
馬の能力だけで予想を完結させず、
今回その馬に乗る騎手もひとつの評価材料として
扱っています。
5つの評価をひとつにまとめる
この5つをそれぞれ評価したあと、
最終的にひとつの「総合評価」にまとめます。
ただし、5項目を単純に足しているわけでは
ありません。
それぞれの項目には役割があり、
重要度も同じではないと考えているからです。
どの項目をどのくらい重視するのか。
ここも実戦データを見ながら、
今後検証していく部分になります。
そして総合評価から各馬を比較し、最終的には
「推定勝率」も算出します。
実際のNumbers上では、こんな形で
各馬の評価を一覧にしています。

これによって、
「この馬がなんとなく一番良さそう」
ではなく、
「システム上では、この馬を
このくらい評価している」
という形で見ることができます。
1位だから買う、ではない
ここは、このシステムで大事にしているところです。
総合評価1位になったからといって、
必ずその馬を買うわけではありません。
評価が高くても、条件を満たしていなければ
見送ります。
逆に、レースそのものに買える馬がいなければ、
「買わない」
という判断もします。
G1でも、G2でも、人気のレースでも同じです。
重賞だから馬券を買う。
好きな馬が出るから買う。
ではなく、
システムが買い条件を満たしたときだけ買う。
これも、予想を固定化したかった理由のひとつです。
現在は「単勝」と「馬連」から検証中
現在、実戦で検証している馬券は
主に単勝と馬連です。
いきなり何種類もの馬券を扱うのではなく、
まずはシステムが馬をどこまで正しく
評価できているのかを確認する。
そしてデータを積み上げながら、
買い方についても検証していく。
将来的には、3連複や3連単といった3連系まで
広げたいと思っています。
ただし、点数を増やして無理やり的中させることが
目的ではありません。
買い目をできるだけ絞りながら、期待値も考え、
長期的に回収率100%を超えられる形を探していく。
そこが最終的な目標です。
完成したシステムではない
ここまで読むと、
「じゃあ、このシステムは勝てるの?」
と思うかもしれません。
答えは、まだ分かりません。
むしろ、それを調べるために
このブログを始めました。
今のシステムが完成形だとも思っていません。
実際のレースで使えば、
思ったように評価できない馬もいる。
買った馬が負けることもある。
買わなかった馬が勝つこともある。
そして、データを調べて
初めて気づく問題もあります。
でも、それでいいと思っています。
大切なのは、外れたらその場でルールを変えること
ではなく、結果を記録して、
ある程度データが集まったところで検証すること。
このブログでは、基本的に50レースを
ひとつの節目として、システム全体を
見直していく予定です。
50レース。
100レース。
150レース。
その先まで。
ひとつのシステムを実戦の中で育てていきます。
本当に競馬で通用するのか
仕組みを作るだけなら、それらしいものは
いくらでも作れます。
綺麗な点数を出すこともできます。
でも、大事なのはそこじゃない。
その数字が、実際の競馬で通用するのか。
馬券を買ったときに、長期的な結果につながるのか。
そこまで確かめて初めて、
意味のある予想システムになると思っています。
だから、ここからは実戦です。
実際のレースで使って、結果を記録し、
検証していきます。
良い結果も、悪い結果も、そのまま残します。
実際のレースで試して、結果を見て、原因を考える。
そして、必要ならまた作り直す。
この繰り返しで、少しずつシステムを
育てていきます。

