まず初めに、なぜ活き餌ではなく擬似餌で釣る必要があるの?
と疑問を持っている方もいると思うのでメバリング歴7年の私が解説します。
イソメなどの活き餌を使った釣りも充分楽しめますが
ワームやルアーを使った擬似餌での釣りは活き餌を使った釣りよりも
数倍楽しめると思います。
その理由は、活き餌で釣るより難しいからです。
活き餌の場合、キャストして放置していても
何かしら釣れると思います。
ワームやルアーを使う擬似餌で同じ事をしても絶対釣れません。
自分の手でしっかり誘うことで釣ることが出来ます。
ワームのカラーやジグヘッドの重さ、トップ(表層)なのかボトム(海底)なのか。
自分で考えて釣るからこそ、深みがあり楽しみが倍になると思います。
又、釣行する際、毎回釣具屋に寄って活き餌を購入する必要がありません。
行きたいな、と思ったら海に直行することが出来ます。
メバルを釣る方法として、様々な釣り方、仕掛けが
ありますが今回ここで紹介するのは、
メバリングの基本的な仕掛けで、初心者の方でも
上級者の方でも、簡単に扱える
ジグヘッドリグ、ジグ単と言われる仕掛けを紹介します。
用意する物
用意する物は2つです!
1つ目
ジグヘッド と呼ばれる重りと針が引っ付いている物
2つ目
ワーム と呼ばれるゴム性の擬似餌となる物
この2つを組み合わせてメバルを誘い、釣り上げます!
お店に行けば種類は沢山ありますし、どれを買えば良いのかな…?
ってなりますよね。
ジグ単の組み方に加え、私がオススメするジグヘッドとワームも紹介するので
参考にしてみてください。
ジグヘッドについて
用意する物の1つ目、ジグヘッドで私がお勧めするのは
メバル弾丸です。
メバル専用設計でオススメポイントが3つあります。
1つ目 ∩型アイ
ラインを通しやすく藻場でも絡みにくいので
根掛かりしても回収できる確率が高いです。
2つ目 超鋭先
細くてとても鋭利な為、ショートバイトでもきちんと乗せることが出来ます。
3つ目 スレッドキーパー
軽くて小さい為、ワームが変形したり、ちぎれたりするトラブルが起きません。
又、小さいけどワームがはずれることなく、しっかりキープしてくれるので
1つのワームを長く使用することが出来ます。
ただし、デメリットとして
メバル設計の為、シーバスやタイ、チヌ等、大きい魚が釣れた際、針が曲がりやすいです。
しっかり掛かって釣り上げる事が出来ますが、釣り上げた後に
必ず針先を確認してください。
ワームについて
用意する物の2つ目、ワームで私がお勧めするのは2つあります
1つ目はreinsのアジリンガーです。
こちらはスイミング姿勢が綺麗な為
ただ巻きだけでメバルをしっかり誘うことが出来ます。
又、ジグヘッドに非常に刺しやすくカラーが豊富で
1番よく使用しているワームです。
メバリングをするのにカラーラインナップが豊富な事は非常にありがたい事です。
2つ目はDAIWAのソードビームです。
こちらはボディとテールの接続部に3箇所のくびれがあり
テール部分にナチュラルな波動を生み出しメバルを誘ってくれます。
又、ワームの耐久性が強く身切れしてワームを交換する頻度が
減るので、身切ればかり起こして困っている方は
ぜひ1度使ってみてください!
ただ1つ耐久性が良い反面、ジグヘッドに装着する際、
少し刺しづらいですが、釣りに行く前に
事前に刺していけば問題ありません。
仕掛けの作り方
仕掛けの作り方を4つのステップで紹介します。
① ジグヘッドの横にワームを当てがい、針先を抜く場所を決めます。
画像内の赤丸部分で針先を抜くと真っ直ぐワームを付ける事が出来ます。
② ワームの先の真ん中にジグヘッドの針先を通します
③ ワームの中心を通していき、①で決めた場所で針先を抜きます。
④ ジグヘッドの先端までワームを通して整えます
これをラインに結び、完成です。
最初は難しいと思いますが、慣れてくると
スムーズに刺すことができます。
釣り場に行く前の準備
私は釣り場へ行く前の準備で
ジグヘッドにワームを通した状態の物を
ジグヘッドケースに揃えています。
これをしておくことで、ワームチェンジや色替えをスムーズに
行うことができ、地合いのタイミングを逃す事なく釣りに
専念できるからです。
又、メバリングは夜行う事がメインですので、
見えづらかったり、寒さで手がかじかみ、うまくジグヘッドに
通せなかったりする事があるので
自宅である程度仕掛けを作っておくことをオススメします。