住宅展示場に行く前にやるべきこと

家づくり
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「家を建てよう!!」と決めて
とりあえず住宅展示場に行こうとしていませんか?

夫婦でしっかり話し合い、
方向性を決めましたか?

住宅展示場に行けば
手取り足取り全部聞く事はできますが
展示場には10〜30メーカーが出展していて
全ての住宅メーカーから話を聞くとなると
とんでもない時間と労力が必要になります。

『3回家を建てないと理想の家は建たない』
と言われる家作り。

人生で1番大きな買い物となる『家』は
何千万という莫大なお金が必要になり、
簡単に作り直す事もできません。

理想のマイホームを建てる為、
住宅展示場に行く前の事前に
やっていた方がいい事について説明します。

夫婦で理想の家を話し合い、方向性を決めよう。

理想とは何かというと

「広い庭が欲しいから大きい土地がいい」

「老後の事を考えて平家にしたい」

「庭は無くて良いから土地代を抑えたい」

「通勤で電車を使っているので
駅まで徒歩10分でいける距離がいい」

といったように、家が建った後の生活を
イメージして「こうしたい」「こうがいい」
を夫婦で共有しましょう。

「理想」を共有することで
建てたい家の方向性が決まります。
打ち合わせをやる際、
夫vs妻vs営業の関係から
夫、妻vs営業の関係ができ、営業の方との
やりとりがスムーズに進みますし、
空気も和やかに進んでいきます。

例えば、話し合いをせず展示場に行った場合

夫「庭付きの平家が良いです」

妻「庭の手入れが大変だし
価格を抑えたいから2階建てが良いい」

といったように、夫婦の意見がまとまらず
その場で別々の意見を言い合うと、
営業の方は困りますし、何も決まらないまま
帰る事になりかねません。

今後、打ち合わせで
土地決め、間取り決め等大きな決断をする度
ぶつかり合い、喧嘩ばかりしてしまって
家作りが進まなくなるので
しっかり話し合いましょう。

しかし、話し合うと言っても具体的に
何を話し合えばいいか
わからない方も多いと思います。

私自身もそうでした。

どうせ建てるなら楽しんで建ててもらいたいので
私が実際に、家づくりをしていく中で
これは話し合っていた方が良いな!
と思ったことを紹介します。

お金について

人生で1番高いお買い物です。
ほとんどの人が住宅ローンで購入し、
ローン返済期間も35年〜40年と非常に長いです。

将来のことをしっかり考えた上で
予算を決めていきましょう。

住宅メーカーの営業マンは、
世帯年収から予算を決め、各々抱えてる支払い
(車のローンや、生活費、趣味娯楽費、奨学金)
のことは考えずに話を進めてきます。

言われるがままに話を進めると
住み始めてから、楽しいマイホーム生活を
送るはずが、支払いが大きくなりすぎて
日々苦しい生活を送ることになりかねません。

楽しいマイホーム生活を送る為、予算決めを
しっかり行いましょう。

予算の決め方

無理なく返済できる金額は
手取り年収の25%と言われていますが
上記でも書いている通り
各々抱えている支払いは違います。

現在の収支を把握して、
今住んでる賃貸の家賃をベースに
考えてみましょう。

月80,000円の場合、80,000円×12ヶ月=960,000円/年
840,000円×35年= 33,600,000円となります。

33,600,000円を予算として見ておくと
生活レベルを落とす事なく、今の生活を
自分の家で行うことができるということです。

この予算の中で
土地、建物、附帯工事
(地盤改良工事、屋外給排水工事等)
諸費用(火災保険、登記費用、地鎮祭費等)
の支払いが行われます。

実際に見積もりをすると
金額が高すぎて現実味が無く
ふわふわとした気持ちになりがちですが
こちらの予算を目安に見積もりを行い
「この金額はきついなぁ」
「この金額なら予算オーバーしてるけど
許容範囲内だ!」
と、現実を見ながら進めていく事ができます。

土地について

土地は“水物“と言われており、
良い土地が売り出されると
速攻でなくなってしまいます。
金額も高額なので安易に決められる物
でもありません。

これから、自分達で探したり
営業の方から紹介してもらったりと
沢山の土地を見ていく事になります。

沢山の土地の中から1つを
選ばないといけないわけですが
1つ1つを見て回るには
とても時間がかかります。

理想に近付ける為に、
条件を順位付けしリスト化しておきましょう。

条件の順位付けのやり方

例えば
① 80〜100坪の土地
②1,000万円以内
③スーパーまで車で10分
④駅まで徒歩15分
⑤○○市内

の⑤つの条件を決めたとします。

①が絶対譲れない事として、
①→②→③→④→⑤の順に順位付けします。

これを夫婦で決めておくことで、
沢山ある土地の資料を断捨離していき、

「最低○個当てはまる土地を実際に見に行こう。」

といったように無駄な時間を省きながら
効率良く、次のステップに進んで行けます。

建物について

建物といっても平屋なのか2階建てなのか。
注文住宅なのか建て売りなのか。
間取りはどうするか。

上記のこと3つを、
正確に決める必要はないですが
「こんな感じ」といったように
決めておきましょう。

注文住宅だからなんでも出来るわけではなく
住宅メーカーによって、工法がバラバラで
できること、できないことがあります。

この時点の話し合いでは

「これは高そうだからやめとこう。」

と、するのではなく

やってみたいことはとりあえず
入れておきましょう。
実際に見積額が出て、取捨選択していくことで
後悔することが無くなります。

まとめ

上記で紹介した
「理想」「お金」「土地」「建物」について
しっかりと話し合いをすることで
今後、やっていく打ち合わせがスムーズに
進んでいきます。

やり直しがきかない分
何回もおこなう打ち合わせを
スムーズに進めていき
後悔しない家づくり、楽しい家づくり
ができるように
しっかりと準備を進めていきましょう。

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