住宅展示場に行く前に決めておきたい事(土地編)

家づくり
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『3回家を建てないと理想の家は建たない』
と言われる家作り。

人生で1番大きな買い物となる『家』は
何千万という莫大なお金が必要になり、
簡単に作り直す事もできません。

日本では、一度家を建てたら、そこで一生を過ごされる方が
ほとんどです。

1回きりの家作りで失敗したくない、理想の家を建てたい
という方の参考になればと思います。

理想のマイホームを建てる為の進め方ですが
大きく分けて3つの工程があります。

・土地探し
・住宅メーカー決め
・住宅ローンの銀行決め

たった3つの工程ですが
段取り良く進めていかないとかなりの時間と労力を
消費してしまい、楽しいはずの家作りが
辛いものになってしまいます。

まず家作りをスムーズに進める為
事前にやっていた方がいい事について説明します。

家作りの事前準備として
夫婦でしっかり話し合い、方向性を決めることが重要です。

よし、家を建てよう!ってなった時に
夫婦が別々の方向を向いていると
今後の土地決め、間取り決め、予算、等大きな決断をする度に
ぶつかり合い、喧嘩ばかりしてしまって
家作りが進まなくなってしまいます。

しかし、話し合うと言っても具体的に
何を話し合えばいいかわからない方も多いと思います。
私自身もそうでした。
この記事が、家を建てようと思っているけど
何からすればいいの?という方の参考になれば幸いです。

話し合う内容についてですが
上記で紹介した3つの工程の内の1つ『土地探し』について紹介します。

土地は“ナマモノ“と言われており、良い土地が売り出されると
速攻でなくなってしまいます。

金額も高額なので安易に決められる物でもありません。

そんな『土地』を後悔する事なく、ここにして良かった!
と言えるように下記の6つのことについて話し合い、
夫婦の意思をまとめておいてくでさい。

⒈総額の予算を決める

土地、住宅、等で発生するお金を銀行で借りて
住宅ローンとして返済していく場合、どのくらいの予算を取れば
生活を圧迫する事なく、生活していけるか話し合いましょう。

ここで重要なことは、無理な金額を設定しないことです。
住宅ローンを払うのでいっぱいいっぱいになり
生活がカツカツで苦しい日々を送ってしまうより
住宅ローンを払いながら、貯金もでき、旅行や趣味を堪能しながら
楽しい日々を送る為に、無理な金額を設定せず、
身の丈にあった予算を話し合いましょう。

⒉土地の予算を決める

土地の予算の出し方は
家の総額からの割合を見て決めます。
例えば、総額4千万でローンを組むとします。
その4千万のうち3千万を建物代に当てた場合、残りの1千万が
土地に当てられるお金となります。

しかし注意点があります。

土地に1千万当てられるからと言って土地の紹介資料価格が
1千万ピッタリのところを選んでしまうと予算オーバーにつながります。
土地の価格以外に、仲介手数料などの見えないお金が潜んでいます。
これらを考慮した上で価格検討をしてください。

仲介手数料の出し方は土地の価格×3%+6万+消費税で出すことができます。

分譲地を購入する場合、仲介手数料込みの金額にプラスで
上下水道負担金や境界ブロック負担金が発生することがありますが、
この段階では、大体の金額を知れれば良いので
土地の予算は 土地の紹介資料価格 + 仲介手数料 の合計金額までで探していく。
といった方向性を決めておきましょう。

⒊通勤距離

毎日のように通う会社への通勤。
車通勤の場合、どのルートを通るのか、どのくらいの時間がかかるのかを考える。
奥さんと旦那さんの会社の中間地点で決める、同じ時間になるように決める
色々な決め方がありますが、夫婦それぞれの考えを話し合い、決めてください。

⒋駅までの距離

電車通勤で使用する事もあれば、お子さんの通学で使用したりと
近くにあれば何かと便利です。
しかし、駅近の土地は坪単価が高くなる為、駅と近ければ
近いだけ良いと言うわけではありません。
徒歩何分までを許容範囲にするか話し合ってください。

⒌スーパーとの位置関係

駅同様、家からスーパーまでの距離は何分までを許容範囲とするか。
食料品、日用消耗品を買いに行くのに車で30分となると
少ししんどいですよね。
仮にスーパーまでは遠いから食料品、日曜消耗品は休日に買い溜めするから大丈夫!
という方でも、急な体調不良で動けなくなった時や
老後、車を使わなくなった時の為
せめてコンビニが近くにあると大変便利です。
ずっと住む場所なのでこれらのことも視野に入れておきましょう。

⒍騒音について

駅、大通りが近いと便利ですが、騒音に悩まされる可能性があります。
些細な事ですが、それが毎日の事となると
ストレスが溜まってしまう恐れがありますので注意が必要です。
最近の住宅は高機密、高断熱と性能がいい住宅が多いので
どうしても近くがいいと言う方は住宅メーカー選びの際、
営業の方に遮音性能がどれくらいなのか相談してみてください。

まとめ

上記の事をしっかりと話し合い、
夫婦で同じ方向を見ながら家づくりを始める事で
家づくりが嫌な事、ではなく、楽しい事に変わります。

今後、営業の方と打ち合わせをして行く中で
理想の家を建てる為に、夫婦の目指す方向を決めてください。

今回話し合った内容をメモしておくと
実際に土地を下見する際見返す事ができるので
メモに残しておきましょう。

せっかく建てるなら夫婦で
楽しみながら理想の土地を見つけて

家づくりの良いスタートを切ってください!

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